子育て

【今日から使える】子供を褒めて伸ばす!教師が実践している褒め言葉10選!

 

子供
子供
僕こんなに頑張ったよ!どう?見て見て!!褒めて褒めて!!!

 

とても可愛らしくて、いじらしい。子供のキラッキラした眼は眩しいですよね。僕はこれまで数百人の生徒を担任してきましたが、常々思うことがあります。それは

 

フクロウ
フクロウ
子供は大人よりもはるかに褒められたがりで、自分が頑張ったことを認めてもらいたいんだな

 

ということです。しかし、

 

お母さん
お母さん
褒めてやりたいのは山々なんだけど、どんな言葉をかければ良いのか分からないし、いつも同じ言葉を使っちゃうのよね・・・

 

という悩みを抱えている保護者さんも多いかと思います。そこで、今回は子供を褒めちぎる指導で、かれこれ数年怒鳴ることなく学級を作り上げてきた僕の視点で、子供を伸ばす「褒め言葉」を紹介してみようかと思います。

 

子供は誰よりもお母さんお父さんに褒めてもらいたいのです。もうむしろ褒めちぎって欲しいのです。なんなら毎秒褒めてもらいたいのです。そして、僕の経験上、お母さんお父さんからたくさん褒められている子供は自己肯定感が高まり、心が豊かな子供に育ちます。

 

褒め言葉のボキャブラリーも増えますし、この記事を読んでからすぐに実践できます。2分くらいでサラッと読めますので、ぜひ最後までお読みください!

 

子供を褒める時に心掛けること

まず子供を「褒める」時に忘れてはならないこと・・・というより、心がけてもらいたいことを書きます。

 

子供を褒める時に恥ずかしがらない

子供って不思議なもので、褒められたくてたまらないのに、いざ褒められるとちょっぴり恥ずかしくなって、なんかくすぐったいような感覚になるんですよ。そして、恥ずかしさを隠すためにちょっとそっぽを向いてみたり、自分の部屋に帰っちゃったりします。

 

でも、そういう行動は間違いなく嬉しさの裏返しなのです。そして、子供が恥ずかしがっているからといって、大人が恥ずかしがってはいけません。堂々と褒めましょう。

 

フクロウ
フクロウ
いいよ。たくさん褒めるから存分に恥ずかしがれよ。俺は恥ずかしくなんてないけどな。

 

みたいな大人の余裕を見せつけてやりましょう。

 

子供を褒めることは続ける。大人がへこたれない。

子供が褒められて恥ずかしがり、本当は嬉しいのに「あっそ」とか「うるせえよ」とか、「別に」とか、なんか素っ気ない態度を取られることもあるでしょう。その時に、

 

お母さん
お母さん
私の褒め方が気に障ったのかしら・・・。余計なこと言っちゃったかな・・・。

 

と考えて褒めるのを躊躇してしまうと保護者さんから相談を受けたことがあります。でも安心してください。絶対嬉しがっています。というか、嬉しがっているから素っ気ない態度を取ってしまうのです。嬉しさを表現するのが恥ずかしいだけなんです。

 

子供って大人が思っている以上に恥ずかしがり屋で天の邪鬼なところもあるので、へこたれないでください。褒めて素っ気ない態度を取られたら、

 

フクロウ
フクロウ
まったく可愛いヤツめ。

 

くらいでいいです(笑)

 

子供を褒める時は、出来るだけ具体的に褒める

子供は言葉の裏を読む能力はまだありませんが、代わりに大人が失ってしまった直感力をもっています。要は、適当にそれっぽい言葉を並べるだけでは「機嫌取り」に聞こえてしまうのです。

 

だから、そうならないように具体的に褒めましょう。例えば、

 

フクロウ
フクロウ
君は最高だ!えらい!よくやった!頑張った!さすがだ!

 

という褒め方と、

 

お母さん
お母さん
さっきは洗い物自分からやってくれてありがとうね。あなたが手伝ってくれて助かっているよ。

 

という褒め方ではイメージが全然違うと思います。フクロウ君の褒め方では、正直「誰でもいい」感があると思います。対して、お母さんの褒め方では「自分がやった行動(ここでは洗い物)」がしっかりと認知されていることを実感できます。そして自分がお母さんの役に立っていることも認知できます。

 

もしお母さんみたいな褒め方をして、「別に大したことじゃねーよ」みたいな厨二病全開なことを言われても、次の日には無言で洗い物をしていると思いますよ(笑)

 

子供を褒める時に使いたい言葉ランキング

ではここからは、褒める時に使いたい言葉をランキング形式で紹介したいと思います!

 

10位:「さすが」

子供は大人扱いされることを喜びます。それは、いつも自分に色々なことを教えてくれる大人が、自分と同じ目線になってくれることが嬉しいから。「さすが」という言葉を使うと、子供は自分が大人扱いされている気がするようです。

 

9位:「それいいね」

自分の意見を聞いてもらえると、誰でも嬉しいもの。大人に聞いてもらえたならば、その嬉しさは一際でしょう。自分の考えを認めてもらったと感じさせる効果もあります。

 

8位:「頑張っているね」

自分の頑張りを認めてもらえていると感じさせる言葉です。とても使いやすくて汎用性が高いので、子供が真剣な表情で何かをしている時にこの言葉を使って励ましたいですね。

 

7位:「いいじゃん」

フランクかつシンプルに、それでいて一直線に子供の良さを認める言葉です。僕は授業中などにこの言葉をたくさん使いますが、「いいですね」なんて言いません。「いいじゃん」です。フランクさを隠すために丁寧語にしなくても、子供にはしっかり伝わります。

 

6位:「えらい」

「具体的に褒める」という内容を書いたくせに、ちょっと抽象的なイメージの言葉ですよね。どこがえらいの?って。でも、この「えらい」という言葉自体に、子供にとってとてもプラスなイメージがあります。大人でも「えらい!」と言われると不思議に良い気分になりませんか?

 

5位:「いい心もってるね」

これは僕しか言っている人を知らないのですが、結構効果あると思っています。例えば通学班で、歩きが遅い低学年に歩調を合わせて歩いている高学年を見かけたとしましょう。校舎内でその高学年を見かけたらこんな言葉をかけます。

 

フクロウ
フクロウ
あなた、今朝の通学班で低学年に歩くスピード合わせてたね。あなたのおかげで低学年は安心して登校できてるんだよ。いい心もってるね!

 

みたいな使い方です。単体で使うのではなく、褒めの”締め”に使う感じですね。

 

4位:「知ってる」

これ、結構大人はないがしろにしがちな言葉だと思います。けれど、超効果的です。子供は自分の頑張りをとにかく承認して欲しいのです。だから、「あなたが頑張っていることを、私は知っているよ」ということを、しっかり言葉に出して伝えるべきなのです。子供が頑張っていることを、「いつも通りのこと」だとか、「それが普通」だとか大人が思っていると、子供はいつか頑張ることを止めます。

 

上記の通学班のシチュエーションで僕が使うとしたらこんな感じ。

 

フクロウ
フクロウ
あなたは高学年として、低学年に合わせて歩くのは普通だと思っているかもしれないけれど、それができているあなたはすごいんだよ。あなたが頑張っていること、僕は知っているよ。

 

おそらく本当にこの文のまま音読すると思います。子供にとって普通のことで、「ああ、私は頑張っていたんだ。それを見てくれているんだ」と感じさせることで、信頼感はグッと高まりますし、子供のモチベーションは上がっていきます。

 

3位:「素敵」

ちょっと自慢話に聞こえたら申し訳ないのですが、とある集会で200人近くの子供の前で話す機会があったんです。その時に僕が登壇したらすぐに静かになったので、

 

フクロウ
フクロウ
あなたたちがすぐに静かになったのは、話を聞く準備が出来ていたからだね。そんなあなたたちはとても素敵だよ。」

 

と言いました。その後の本題も顔が下を向かず、200人の眼が僕を見つめていました。正直、僕自身びっくりするくらい効果があって、それ以来教室でも使っています。

 

「素敵」という言葉をかけられた子供たちは、「素敵」であろうと努力をします。その努力をまた認めてやることで、さらに子供は高まっていく。このスパイラルさえ出来てしまえば、怒鳴ったり恫喝まがいの指導をしたりしなくても子供は勝手に成長していきます。

 

2位:「助かるよ」

子供は大人に認めてもらいたいもの。そして、いつか大人と同じ土俵に立ち、大人を今度は自分が助け、支えたいと思っています。特に親に対しては。

 

「いいじゃん」や「えらい」などももちろん効果的なのですが、この「助かるよ」という言葉はこれまでの言葉とは立場が違うのです。どういうことかというと、この「助かるよ」という言葉は、大人が子供に助けられた時に初めて出る言葉ですよね。つまり、子供を同じ土俵に立たせ、同じ目線で助けてくれたことを感謝しているのです。

 

「いいじゃん」「えらい」などはまだ大人が上の立場の言葉ですよね。この「助かるよ」という言葉は、見方を変えると子供に弱味を見せることになるので、我々教師でも好んで使いたがらない人が多いです。けれど、この言葉をかけてやるだけで子供は自分の頑張りを自分で認め、さらに自分が周りの人を助けているという自負も生まれます。ぜひ一度使ってみて欲しい言葉です。

 

1位:「ありがとう」

堂々の1位は、この「ありがとう」です。子供に何かをしてもらったり、手伝ってもらったりすることは”普通”のことではありません。子供の頑張りのおかげで成り立っていることです。だから、しっかりと「ありがとう」という言葉で感謝を伝えるべきです。

 

10位〜2位までは、「何かをした時に褒める」という言葉が多かったですが、この「ありがとう」は、褒める褒めない以前に、親子のコミュニケーションとして”普通”なものにして欲しいです。子供から親へも「ありがとう」と言うのが普通。親から子供へも「ありがとう」と言うのが普通。そんな家庭で暴力的な子供が育つわけがありません。感謝することが自然にできる、懐の深い人に育っていくでしょう。

 

子供を褒めて伸ばす。そのためには、適した言葉がけをしよう。

 

「素敵」の欄の最後にも書いたのですが、子供は褒めれば褒めるほど伸びていきます。もちろん厳しい指導が必要な場面もあります。しかし、それは道を踏み外しそうになった時の”矯正”だったり、油断している時の”引き締め”だったりという意味合いが強く、子供が自主的に”成長”していくものとは異なると僕は考えています。

 

子供の前向きさと向き合いましょう。子供の頑張りを認めましょう。具体的な行動や言動を、大人が適した言葉にして褒めてやりましょう。子供自身にも、自分の頑張りを認めさせてやりましょう。

 

「自分にもできた」という自負、達成感、喜び・・・そういう経験の積み重ねが、子供の心を育てるのだと確信しています。

 

ぜひ、お子さんをたくさんたくさんた〜〜〜くさん、褒めてあげてください!

 

子供を褒めて伸ばすために

・子供を褒める時に恥ずかしがらない。
・子供の素っ気ない態度は嬉しさの裏返しなので、褒めることを止めない。
・子供の具体的な行動や言動を褒める。
・様々な言葉を、適切に使い分けて褒めていく。

 

では、また〜。

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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