学生、保護者向け

懇談会参加が子供の”安心”に繋がるって知ってました?現役教師が語ります!

 

どうも、フクロウです。

 

懇談会、参加していますか?小、中学校では年に3~4回ほど開催されていると思います。3回の学校が多いかな?

 

僕も担任として何回も懇談会を行いました。大体は授業参観とセットで、授業参観 → 子供は下校 →懇談会という流れですね。ここでよくあるパターンが、

授業参観はめっちゃ保護者さんいたのに懇談会は減ってる・・・

 

というパターンですね。

 

もちろん仕事がある~とか様々な用事で帰られる方が多いですが、もし”参加できるのにめんどくさいから欠席している”という場合は、めちゃくちゃもったいないです。

 

懇談会は、上手く使えば子供が安心しながら学校生活を過ごすための切り札になることがあります。

 

実際の懇談会は教師が一方的に喋って終わるパターンが多いと思いますので、懇談会が終わった後、教師と個別で会話できるとき・・・になりますね。

 

 

 

懇談会では必ずこれを聞いておきましょう

 

もったいぶらないで書いちゃいます。懇談会は、教師から普段の子供の様子を直接聞くことができるチャンスです。このまま音読してください。

 

うちの子供は休み時間どう過ごしていますか?

はい、これです。これで全てが分かります。

 

授業時間なんか教師が主導でどうにでもなるので、実際はあまり子供の”安心”に繋がるケースは少ないです。子供の”安心”は基本的には人間関係に起因するもの。ならば、中心に絞る時間帯は子供がフリーに動き回る休み時間になります。その休み時間にどんな様子で過ごしているのかを確認することは超重要事項です。

 

会話が続くようなら具体的に聞きましょう。遊んでいるとしたら誰と?遊びの内容は?外で遊んでいるの?室内?

 

などなど。

 

ちなみに、この質問では子供のこと以外にも分かることがあります。それは、教師の腕。

 

この質問をした後の教師から返事が返ってくるまでのタイムラグや表情をよく観察してみましょう。

 

もし、しどろもどろになっていたり、あんまりパッとしない答えが返ってきたりしたときは、あまり教師が子供を見ていない危険性があります。

 

ただ、懇談会の後で個人的に会話している場面を想定すると、けっこうフランクに話していると思うんですよ。そこで「あ、この先生うちの子供のこと見ていないな」と判断して強気に責めてしまっては逆効果です。下手したら勝手にモンペ扱いされてしまいます。

 

モンペ扱いされてしまうと本当にめんどくさいことになるので、それはお互いに避けたいところですよね。

 

 

(参考までに)

 

この場で「この先生、あまり子供を見ていない」と判断しても、教師視点では

 

やばい。子供のことよく見てなかった・・・。しかもそれが保護者さんにバレてるかも・・・。

 

 

となっています。なので、このやり取りをした懇談会以降は、いつ聞かれても良いように子供のことをしっかりと見るようになります。

 

つまり、保護者さんは担任に不満などを言うことなく、学校生活のことを質問するだけで、子供に対する教師の注意力を上げることができるのです。

 

 

 

懇談会に来た保護者のことを、担任は覚えている

 

僕は人の顔を覚えることが得意で、新年度に40人くらいの担任になったとしても2~3日あれば全員フルネームで呼ぶことができます。

 

ちょっと自慢なんですけどね(笑)

 

でも、それでも「○○くんの保護者さんは、この方だ!」というように、保護者さんのことまで関連付けて覚えるのはなかなか難しいです。

 

2学期末になってやっとなんとか・・・というレベルですね。

 

ただ、間違いなく確実に覚えることができる保護者さんたちが一定数います。その方々に共通するのは、「担任と関わる機会が多い」ということです。

 

子供は覚えられるのに保護者さんを覚えにくいのは何故かって、要は関わる機会が少ないからなんです。毎日関わっている子供なんてそりゃ覚えますよね。けど、懇談会に来れない保護者さんは年に1~2回面談などで10分くらい話すだけ。なかなか覚えるのもしんどいのです。

 

懇談会は教師と保護者さんが公の場で関わることができる交流チャンスです。僕は懇談会に来てくれた保護者さんは全力で覚えます。懇談会全体で話すような、学校から指定されている堅苦しい話題は手短に終わらせて、フランクに話すことができる時間を確保します。そこで話した保護者さんは間違いなく覚えられます。

 

 

担任に保護者が覚えられて何が得なの?と思う方もいると思うんですが、子供の”安心”という視点で考えると超得です。

 

例えば人間関係で子供が悩んだとしましょう。保護者さんが担任に連絡して、事実確認をしたり対策を練ってもらおうとする。そのときに保護者さんと会話した中で得た情報が担任サイドにあると、素早く幅広い対応ができます。

 

また、これから書くことは過激なので前置きをしますが、生徒全員に対してイーブンに接していることは間違いないと神に誓います。全員に100%の指導をしているように努めています。しかし、保護者さんが協力的な家庭の子供については、指導がより手厚くなることがあるのです。

 

もちろん、担任が子供を選んでいるとか、好き嫌いとか性差とかそういうのじゃなくてもっと根本的な話です。上の例えで、悩みが分かったときの続きを書きます。教師と保護者が表面上の薄っぺらい話し合いではなく、子供の悩みを解決するための実践的な相談ができたとき、子供への指導は100%の壁を超えることがあるのです。

 

前置きの通り、全員の生徒に100%の指導はイーブンに行っていることは断言しますが、保護者さんが協力的だと保護者さんと担任が連携を取りやすいので120%の指導ができることがかなり多くあります。

 

以上のことから、担任が保護者さんのことを把握していると指導面でも大きなメリットとなります。保護者さん視点からしても、学校で何かトラブル等があったときに具体的で即時的な対応を担任がしてくれることはメリットになるはずです。さらに、事態が深刻化してしまったとしても、担任と保護者の良好な関係が築けていれば、より手厚い指導で子供を救うことができるかもしれないのです。

 

 

 

担任の先生と親の仲が良いと、子供は嬉しい

 

ちょっと子供視点を意識して言葉を選んでみました(笑)

 

子供と保護者さんが一緒にいるときに僕も混じって話すことがあります。堅苦しい話ではなく、フランクな日常会話を僕と保護者さんがしていると、子供は物珍しげに見てきます。

 

なんとなく満足気な表情をしている気がするんですよね(笑)

 

例えば僕のことをめっちゃ嫌いな保護者さんがいたとして、毎日自宅では僕の悪口を保護者さんが子供に言っていたとしたら、子供は”担任の先生”と”親”の間に挟まれて苦しんでしまうでしょう。また、そんな精神状態の子供が健康に成長するとは思えないですね。

 

教師も保護者も人間なので、相性が悪いとかはあると思うんです。だから無理にお互いを好きになれというわけではないんですが、間違いないのは、「担任と保護者の関係が良好だと、子供視点でも嬉しい」ということですね。

 

そのための関係作りのきっかけとして最適なイベントが懇談会というわけですね。

 

 

 

まとめ ~懇談会は”子供のために”有効なイベント~

 

僕が担任してきた生徒さんの保護者さんは、神がかっているくらい最高な保護者さんたちでした。お互いに悩みを打ち明け、子供のために何が最善かを相談しながら、それこそ120%すら超える指導をすることができたと手応えを感じました。

 

○不登校傾向があった子供が皆勤賞を取った
○学力が不安だった子供が100点を取った
○人間関係作りが苦手だった子供が友達の輪に入った

 

見てて涙が出てくるような成長を、子供たちは見せてくれました。

 

職員室では僕の功績だと称えてくれる人もいました。けれど、それは心底違うと思っています。

 

学校に子供がいるのは1日の中で約8時間。自宅にいる時間の方が当然長いのです。

 

自宅で子供のことを見てくれる保護者さんが学校に協力的だったからこそ、自宅にいる時間にも子供にとって良いと考えた方策を実施することができたのです。

 

○僕が宿題の見方を保護者さんに教え、その通りに見てもらった
○子供が安心して登校できるような励ましの手紙を保護者さんに予め預けておき、就寝前に読んでもらった

 

などなどです。僕1人では絶対にできないことです。僕が保護者さんを信頼し、保護者さんが僕を信頼してくれたからこそできた指導です。

 

Aさんを救うために、BさんとCさんの保護者さんに連絡して協力を依頼したこともありました。もちろんAさんの保護者さんには了承済みだったし、BさんとCさんの保護者さんも快諾してくれました。数ヶ月抱えたAさんの悩みも、その指導を始めてみたら1週間も経たずに解決まで辿り着きました。

 

こういうことを何度も経験している僕なので、自分1人で指導しているなんて感覚は微塵もないんですよ(笑)

 

間違いないのは、担任と保護者さんの良好な関係は、子供の”安心”に繋がるということ。

 

そして、その関係作りのきっかけが懇談会にある・・・ということ。

 

まだ3学期の懇談会があります。ぜひ参加して、良好な関係を築いてください!

 

今年度が終わったとしても、その時の関係が来年度以降生きてくることもありますよ!

 

では、また~。

 

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!