どうも、フクロウです。
今回は、初めての趣味記事!!
自分がもう10年以上趣味にしている麻雀について書いてみます。
麻雀といえば・・・
怖い顔したおじさんがタバコを吸いながらやっているギャンブルで、大金を賭けている
みたいなイメージをお持ちかもしれません。
でも、数年前からプロ麻雀の対局がテレビで放送されたり、芸能人とプロ雀士の対局があったりと、メディアを通じて麻雀が表に出てくることが増え、↑みたいなダーティなイメージを払拭するために麻雀関係者は頑張っています。
芸能人で麻雀が強い人といえば・・・
風間杜夫(俳優)
萩原聖人(俳優)
じゃい(インスタントジョンソン)
児島一哉(アンジャッシュ)
藤田晋(サイバーエージェント代表)
あたりの方々が有名ですかね。
で、今年から日本の各企業が麻雀プロを”ドラフト”し、チームを結成しました。
それらの複数チームのリーグ戦が始まり、それを
Mリーグ
と題し、大々的に始まったのです。
※Mリーガーの紹介記事的なものを書いてみました!麻雀好きなみなさま、ぜひお読みください!
【Mリーガー紹介No.1】近藤誠一 ~最強位にして最高位にしてお茶目な雀士~
簡単に言うと、プロ野球のペナントレースやサッカーのJリーグ、あるじゃないですか。
あれの麻雀版をやってみようぜ!!
ってことだね。
麻雀ファンからしたら垂涎ものなわけ。
自分もよく都内の雀荘まで行ってプロ雀士の方々と対局しに行っていました。
一緒に打ったことがあるプロがドラフトされたときは嬉しすぎて嬉しすぎて・・・。
パブリックビューイングもあり、実際に会場に行って応援することもできます。
これもいつか行ってみたい!!
けど金曜は仕事!!
仕事を瞬殺できる日を見つけて行ってみようと思います。
みんな、それこそ野球とかサッカーのリーグ戦みたいに、自分の好きな”推しチーム”を見つけて応援しています。
詳しくは、公式ホームページへ!!
https://m-league.jp/
ルールとしては・・・
・一発、裏ドラあり
・赤ドラあり
というもの。
特に赤ドラは点数が爆増するので、もう何年も前から雀荘のルールとしては一般的になりました。
Mリーグでもその効果は変わらず、満貫、ハネ満以上の手がボンボン出ています。
ちなみに、自分の推しチームは2つあるんですが、1つが

「渋谷アベマズ」
です。
なぜかというと、簡単。
アベマズに所属している、多井隆晴選手と打ったことがあるからです。

やっぱり交流したことがある選手は推してしまうww
めちゃくちゃいい笑顔ですが、とんでもなく強いです。
自分が対局したときは、自分がトップで、多井プロはオーラスでハネ満ツモ or 満貫直撃条件でした。
私は放銃しないように注意をして打っていましたが、多井プロからツモ切りリーチが。
そして一発ツモ。開けられた手配は・・・
東単騎の面前混一色
しかも頭待ちで、東以外は全て萬子。
ってことは、東以外の萬子を引けば面前清一色だったということ。
面前清一色だったら問答無用で条件を満たすのに、東単騎でリーチが来たんですよ。
巡目が遅かったので、それも理由だったのかもしれませんが・・・。
ってことで、リーチ一発ツモ混一色のハネ満でまくられましたww
バリバリの手役派でも鳴き重視の速攻派でもなく、基本は面前重視だけれど場の状況に応じて柔軟に対応するスタイルだと自分は感じています。
山読み、手配読みや条件把握がとても正確で、Mリーグでも個人成績でぶっちぎりのトップを誇っています。
あと、マイクパフォーマンスが上手いので、解説にいると楽しい!!
もう1つのチームは

「赤坂ドリブンズ」
です。推しの理由はアベマズと同じ、対局したことがある方がいるからです。
その方は・・・

村上淳プロです。
この写真は強面ですが、実際に会うと歳下の自分にも丁寧で、愛嬌がある方でしたw
”ずんたん”の愛称と、”リッチ”の発声(とても大きくてはっきりした発声なんです)が特徴的ですね。
スタイルとして、プロの中でも随一の面前派。
リーチは村上プロの代名詞です。
自分と対局したときも、生”リッチ”が聞けましたw
村上プロとは何回か対戦したことがあります。
長々と前置きしましたが、Mリーグの観戦記でも書いてみようかと。
m・・・萬子 p・・・ピンズ s・・・ソウズ
ってことでいきます。
10月29日
赤坂ドリブンズ VS KONAMI麻雀格闘倶楽部 VS セガサミーフェニックス VS U-next Pirates
です!!
もちろん全部を解説することはできません。
ってか、東1局から南4局まで解説してたらとんでもない量になるので、まとめきれる自信がないw
なので、自分的に
ここは上手い!
とか
ここはターニングポイントだったなー
というところを、「これだったらアマチュアでも真似できそう」という視点でピンポイントで書いてみます。
何様だよ!!
それ普通だろ!!
って思うところもあると思うけど、そこは自分もアマチュアなんで許してくださいw
ただ、
麻雀プロの対局を見るのってこんなに楽しいよ
アマチュアでもプロの技を真似できることはあるんだよ
っていうのを伝えたいのですわ。
対局者は以下の通り。
東:ドリブンズ・・・園田賢
南:フェニックス・・・近藤誠一
西:麻雀格闘倶楽部・・・佐々木寿人
北:Pirates・・・小林剛
えーっとね
いかついww
○ポイント1 ~東4局~
小林が親です。ここまで連続でアガリを決めて、いい感じの点数状況になっています。

そして、ここで小林が發をポン

ここからなにを切るかな~というところですが、
チーム成績としてはPiratesは2位で、順位が近いドリブンズとフェニックスとの着順を変えたくはないところ
しかし親番で、手配も好形が残る形なので、發をポンしました。
小林は安い手を何度もアガるスタイル
と自己評価していますし、これは何度やってもポンでしょう。
じゃあここで切る稗は、6pか中の二択
赤なしだったら、6p一択だと思うんです。
鳴くときは守りやすい稗が手に残ってないと放銃率が結果的に増えます。
鳴いた瞬間に相手からリーチがかかる~なんてよくある話だし。
中はこの時点で1枚切れなので、完全安牌ではないですが、比較的安全に切れる稗です。
残しておけば守備に使いやすい稗と言えます。
ただこの場面は、まだ5巡目で赤ドラありルールの親番で、3pと8sというよくない形のシャンポンも残るシーン。
だったら、6pを残して赤5p引きに備える・・・というのもありだと思うんです。
現時点では發ドラ1の2900
仮に赤5pを引いてアガると、發ドラ1赤の5800
点数は倍です。
しかし、ここで小林はほぼノータイムで6pを選択
結果的に三色同順もついて5800をアガリきりました。

やはり、鳴くときは、”より守備的に”構えることが基礎なのでしょうね。
○ポイント2 ~東4局~
実はこの局、結果的に小林がアガリましたが、その他にも隠れたファインプレーがありました。
それは、園田賢の一手。
まず、小林の發の後、数巡したら2mをもってきて、
赤5s 5s 6s
ともっている手配から5sを打ち、赤5sと6sの両面を固定します。
これは割と定石通りの手だと思います。もちろん5s暗刻の可能性もあるわけですが、安全度を考えると先切りしたい稗ではありますし。

ここですね。赤5mもあるし萬子は好形で、小林に親かぶりをさせてぜひともアガリたいところ。
で、次の巡目なんですよ。園田のファインプレー。
この後、6sをツモってくるんですが、これを赤5sの隣の6sを切るんです。
ツモってきた稗と同じ稗を手配から出すことを”空切り”と言います。
この空切りは、した方が良い場合と、しない方がよい場合があります。
細かいテクニックはまた別の機会として、とりあえず今回は園田は空切りをしました。

ここですね。
これは、個人的に超ファインプレーだと思っていて、理由としては、
5s、6sと手配から出すことによって、4-7sの待ちを読みにくくさせる
という効果があると思っています。
手配から出す(手出し)ということは、普通は
あれ、それいらないんだ
って読みますよね。
しかも5s、6sとチュウチャンパイの両面を手出しするということは、三色同順や一色手など、何か手役に向かったと読むのが普通です。
ここで園田は6sを空切りすることによって、
最終的に4-7s待ちのテンパイとなったときに、振り込んでもらえる確率を上げた
のです。
小林のアガリとなりましたが、自分のアガリのために最善手を尽くす。
園田のシブい一打が見れた局でもありました。
空切りを上手く使って河を工夫すれば、相手に振り込んでもらえる確率が上がるよ!
本当はもっともっともっとあるんだけど、キリがないので今回はここまでw
MリーグはアベマTVで水曜日以外の平日、19:00から見れるよ!!
麻雀って、楽しいよね!!