子育て

現役教師が語る、モンスターペアレント扱いされずに学校に物申すコツ!!

 

どうも、フクロウです。

 

”モンスターペアレント”って単語が世の中を騒がせるようになってからけっこう経ちましたね。

 

でも、俺は担任をしていて思うのです。

 

モンスターペアレントもフェアリーペアレントも、結局自分の子供が可愛いだけじゃね?

 

って。

 

でもさ、やっぱり保護者が学校に色々意見を伝えるとモンペ扱いされ、ちょっとイヤな扱いを受けることもしばしば。

最悪、学校と保護者の間での関係が悪化し、子供は荒れ、教師サイドからしたら学級崩壊の引き金になり、保護者サイドからしたら家庭環境の悪化に繋がります。

 

でもでも、やっぱり学校に言いたいことはあるし、困っていることはあるし・・・

 

そんな保護者向けに、モンペ扱いされない進言方法を紹介します!

 

 

 

モンスターペアレント扱いされると・・・

 

 

モンペとは・・・

 

とりあえず、モンスターペアレントについてググってみると・・・

 

学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親

 

とあります。

 

昼間のニュースや雑誌でもこのモンペ案件がとても多く取り上げられ、実際に困っている教師や教育委員会が多いのも事実。

 

ただ、「モンペを盾にしている教師がいる」こともまた事実だと、現場の人間としては感じることが多いです。

 

どういうことかというと、保護者は

 

自己中心的で、理不尽

 

な要求をしてきて初めてモンペ扱いされます。

 

でも、職員室の話などを聞いていると、本当にそれって理不尽なの?と疑いたくなるような、

 

そんなん問い合わせ来て普通じゃん

 

というものを

 

「またこんな話きたわ~」

 

誇張して言っているように感じます。

 

だから私フクロウは、現在のモンペ激増問題は、過激な保護者だけでなく、甘えた教師の増加も原因の1つだと解釈しています。

 

ただね、正直俺の解釈なんてどうでもいいんです。俺が担任だったらいくらでも問い合わせでもクレームでも何でも来いや!って感じの学級経営をしているのですが、生憎と保護者からの訴えに滅法弱い教師がいるのも事実。そして、おそらくこのページを見ている人は、そういう教師が担任なのでしょう。

 

これから書くことは、保護者からしたら憤りを覚えるものかもしれません。しかし、事実だから書きます。そして、何よりも大切なのは教師の気持ちでも保護者の気持ちでもなく、子供の気持ちです。それを踏まえて、後述の対策まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

理由はどうあれ、結果として「モンペ」と認定されると、後々まで非常に不利になる。

 

さて、早速ブラウザバックされそうな見出しですねw

 

学校には「公簿」と呼ばれるものが複数存在します。

 

指導要録、健康診断の記録などが有名ですかね。6年間の記録を残し、中学まで引き継がれるものです。

 

進級の時など、新しく担任する生徒の情報はこれらから得るものです。

 

ただし、当然成績や表彰関連以外にも知りたい情報・・・それは

 

・素行

・保護者

 

です。そして、それらは当然公簿には残せないので、前担任から口頭で伝えられます。

 

例えばAさんについての話だとして、

 

 

教師
教師

Aさんの保護者は色々不満を言ってくるから気をつけな!

 

という話があったらどうでしょうか。何も知らない新しい担任は、

 

教師
教師

Aさんの保護者には要注意ね・・・

となるわけですよ。

 

そして、それがさらに口頭で伝え続けられるので、最悪の場合

 

小学1年生でモンペ認定されると、中学3年生まで腫れ物扱いされる

 

わけです。

 

 

 

本当にあったモンペ事案

 

俺は、

 

どんな親だって自分の子供が可愛いだけ

 

と思って仕事をしています。そして、

 

前の担任からモンペとして引き継いだ保護者が誰よりも協力的で助けられた

 

ということもありました。

 

そういう保護者は、おそらく昔に至極当然の問い合わせをして、教師側の勝手でモンペ認定されてしまっていたのだと思っています。

 

ただ、やっぱり俺も担任をしていて

 

なんじゃそりゃww

 

ってのがあったので、それだけ紹介しておきます。

 

朝起きられないから起こして

 

保護者が仕事で生徒一人になってしまうということで、遅刻が心配だと。

 

それで、登校時間の1時間前に電話で起こしてくれと。

 

エアコンを新しくしろ

 

エアコンが古くて効きが悪いと。

 

だからエアコンを新しくしろ、と。

 

どこにそんなお金があるんだと。そして、それをたかが一介の担任に言ってどうなるんだと・・・。

 

なんで給食費を払わなければならないのか

 

じゃああなたの子供は誰のお金で給食を食べているんだ、と。

 

自分の子供の食費を渋るってことは、周りの子供が給食を食べている中、あなたの子供だけ給食なしでもいいのか、と。(実際にはそんなことは絶対にしませんが)

 

・・・なんか書いてたら色々思い出して悲しくなってきたから止めますw

 

でも、これを読んだ人はおそらく

 

明らかにおかしいこと言っている

 

と感じたでしょうか。

 

その感覚を大事にしてほしいと思います。

 

 

 

モンペ認定なんてされない進言方法

 

ここまで読んでくれた方は、

 

・モンペとはどういうことを言う人を指すのか

・一度モンペ認定されるとどうなるのか

・実際のモンペはどういうことを言っているのか

 

を分かってくれたと思います。

 

ここからは実践編です。

 

モンペって思われたくないから学校に何も言えない?そんなことは絶対にないです。

 

実践編①:何について困っているのか明確にしよう

 

以前、こういう問い合わせがありました。

 

隣の学校の○○さんとトラブルになりました。法的措置も辞さないつもりで対処していきます。

 

うん・・・それで?

 

と思ってしまったのが事実です。

 

別に突き放すつもりとかはないんですが、我々教師が関与し、生徒のために尽力できる時間帯は、やはり生徒が学校にいる時間内なんです。

 

なので、この問い合わせについては、

 

結局俺は何をすればいいんだ?何をしてほしいんだ?

 

というのが分からなかったんです。

 

で、結局「分かりました」的な内容しか返せなくて、それが不服だったらしく、俺とその保護者の関係も悪くなってしまいました。

 

具体的に言うと、

 

「あの先生は協力してくれない」

 

と言われていたんですね。

 

俺は保護者との関係にはものすごく気を使っているので、結局他の保護者から

 

「いや、そんなことはないでしょ」

 

とフォローしてもらい、具体的なアドバイスをしてもらって解決した経緯があります。

 

もし、問い合わせの内容が・・・

 

隣の学校の○○さんとトラブルになりました。法的措置も辞さないつもりで対処していきます。学校でも放課後の過ごし方や友達との関わり方について、今一度指導してもらえませんでしょうか。

 

という内容だったら、

 

ああ、俺は放課後の過ごし方友達との関わり方について指導すればいいのね。

 

となるわけです。

 

何もストレスなんてないし、ごもっともだと思うし、至極当然の問い合わせというか、依頼だと思います。

 

だから、まず学校に問い合わせをする前に

 

学校(担任)に何をしてもらいたいのか。何を確認したいのかを明確にしよう。

 

を検討してください。

 

 

実践編②:生徒の目に触れたくない内容は、連絡帳や連絡ノートは避けよう

 

これ、意外とあるあるです。

 

例えば↑の実践編①で示した問い合わせの内容が連絡帳だったり連絡ノートだったりに記載されていると、思わず

 

大丈夫か?生徒自身も見ている・・よな。

 

と不安になります。

 

誰しもがそうだと思いますが、特に子供は

 

「自分がトラブルの中にいる」という現状に対して非常に強いストレスを感じます。

 

もちろん、家庭でトラブルについて話をしているだろうから認識をしているとはいえ、文字として記録に残してしまうのは避けた方がいいです。

 

例えその問題が解決し、教師と保護者が満足しても、生徒はノートを開いてその文字列を見る度に

 

自分はトラブルを起こしたんだ

 

というイメージを再認識してしまうのです。これはあえて強めに言いますが

 

絶対に避けたい状態

 

です。

 

別にコソコソする必要はありませんが、電話しましょう。

 

連絡帳や連絡ノートは、実際には教師は返事をしますが、

 

一方通行の連絡手段

 

と思っておいた方が良いと思います。そして、例えば

 

・本日は家の鍵を持たせているからよく見て欲しい

・昨日は体調不良で宿題ができなかった

 

など、子供が見ても支障がない程度の、本当にただの

 

「連絡」手段として使う方が子供の精神衛生上、良いと思います。

 

そして最悪のケースは、連絡帳とか連絡ノートの類って、割と周りの友達の視界に入るんですね。

 

特に保護者が書く綺麗で滑らかなボールペンの字は、子供にとって

 

「何かあったのか」

 

と興味を惹くのに十分な魅力を放ちます。

 

つまり、連絡帳や連絡ノートにあまり深すぎる内容を書き込んでしまうと、他の友達に漏洩してしまう危険性があるのです。

 

文字は長いこと記録として残る。子供の視界に入れたくない情報は書かず、電話で教師と連絡しよう。

 

 

実践編③:何よりも子供のために、口調は冷静に話そう

 

毎年数件、他の担任たちを見ていると、急に怒鳴り込んできた保護者の対応をしている場面を目にします。

 

こうなると完全にモンペ認定、それもかなり上位のモンペと認定され、クラス替えなどで相当配慮される扱いになってしまいます。当然、その情報は数年間引き継がれます。

 

学校に対する不満、色々あると思うんですよ。

 

宿題が多いとか少ないとか、成績が落ちたとか、自分の子供の言い分をしっかり聞いてくれないとか、覇気がないとか、学級通信が意味不明とか、友達との関係をしっかり作らせろとか、とかとかとか・・・・。

 

でも、それらの不満を普段は表に出さず、担任に協力してくれている保護者は、まさに

 

保護者様

 

だと考えています。

 

俺は多くの保護者様と出会うことができ、卒業後も連絡(お悩み相談的なもの)が来たり、年賀状のやり取りがあったりと、とてもありがたい縁に恵まれています。

 

そして、そう感じることができた保護者様の子供とは、やはり同じように良好な関係を築くことができ、自分でも成長させることができたと手応えを感じます。

 

逆に、俺にもいます。俺のことを嫌い、学校との連携を絶った保護者が。そして、俺が悪かったこともありました。反省することは山積みです。

 

そして、そう感じてしまった保護者の子供とは、やはり同じように良好な関係を築くことができず、1年間を棒に振らせてしまったと申し訳なさを感じます。

 

結局ね、担任と保護者の関係が悪くなって1番困るのは子供なんです。

 

家で担任の先生の悪口をお母さんやお父さんがしていて、学校で先生のことを信じて行動できるわけなんてないんです。そしてそれを見て、友達からの信頼も連鎖してなくしてしまうんです。

 

問題があった生徒も、親と先生が仲良くし信頼し合っている様子を見て改心するケースなんてそれこそ山のように見てきましたし、逆のことも見てきてしまいました。

 

何が言いたかというと、担任と保護者の関係は、子供の成長に直結している・・・ということです。

 

だからこそ、何かを学校に伝えるときは、冷静にするよう努めてください。

 

そして、担任に話してみて改善が見られなかったり、俺が書いてきた内容を実践してみても担任が聞く耳を持たなかったら、学年主任や教頭、相談員に相談してみてください。

 

学校に何か不満を言ってもいいんです。問い合わせもいいんです。ただ担任との関係を壊さないように注意することも大切なんです。

 

なによりも、あなたの子供のために。

 

俺も努めます。保護者との関係を築くように。信頼してもらえるように。

 

担任と保護者、お互いが歩み寄れば、それは必ず子供の成長に繋がります。必ず。

 

何よりも子供のために、冷静に話し合いを進めよう。怒ったら負け。
改善が見られなかったり、担任が聞く耳を持たなかったら、学年主任や管理職に相談しよう。

 

ではまた~

 


 

 

 

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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