子育て

小学校でプログラミングが必修化されるまであと2年!どんな内容を学習するの?

 

どうも、フクロウです。

 

先生
先生
小学校では2020年度からプログラミング学習が必修化されるよ!全員やらなければならなくなるんだよ!

 

というニュースが世の中を駆け回ってから半年以上。猶予期間はあと2年となりました・・・。

 

楽しみ?不安?えーっと、現場の教員からすると、ただただ恐怖です。

 

学習指導要領にも各教科にしっかり「プログラミング教育」という文言が追加され、いよいよ現実味を帯びてきました。テストはあるのか?成績は?受験との関わりは?

 

全く先が見えない状態ですが、いろいろ研修に参加してみた結果、しっかり取り組めば生涯に関わる効果を得られるという期待をもちました。

 

今回は、

 

・プログラミング学習はなぜ必修化になったのか?
・プログラミング学習のねらいは?
・プログラミング学習の内容は?

 

という流れで書いてみようと思います。

 

けっこう僕の所の保護者さんもプログラミング教育についてはリサーチしているみたいで、質問も来ます。それに答えられなかった自分が惨めすぎて勉強した次第です・・・(笑)

 

3分くらいで読めますし、プログラミング教育の概要は掴めると思うので、ぜひお読みください!

 

 

 

小学校でのプログラミング学習はなぜ必修化になったのか?

 

新しい学習指導要領の目玉は2つです。

 

1つは「英語」

 

中学生の内容が小学生におりてきます。まあ、これはいいと思うんです。グローバル化うんぬんの話はまた別の機会にして、英語は生涯スキル的にも有用だし。

 

そして、もう1つがこの「プログラミング学習」

 

我々教師も寝耳に水だったわけですが、このプログラミング学習が決まった背景には、とある社会情勢があります。

 

実は現在の学習指導要領にもプログラミング学習自体は掲載されている

 

というのも、実はそもそも現在の時点で中学校の理科においては「プログラムによる計測・制御」が必修化とされています。

 

力学台車と記録タイマーを使ったこんな感じの実験があるんですが、たしかにこの実験ではデータロガー(実験結果をデジタルで記録できる便利マシ~ン)を使って記録していました。

 

この内容を中学理科だけでなく小学校まで伸ばそうとしたのでしょうか。たしかにどの教科でもプログラミングが生かせれば学習効率は上がるでしょうね。

 

IT業界で働く人の不足

 

僕が今更書くことではないと思いますが、世の中はどんどんハイテク化していますよね。世界情勢もどんどんサイバー化していて、IT業界の進歩は日本の未来に関わっています。

 

経済産業省が調べた結果、そんなに大切なIT業界について悲しい予測が立ってしまいました。

 

・2020年に36.9万人
・2030年に78.9万人

 

これだけの人数がIT業界に不足するというのです。

 

2020年に小学6年生(12歳)だった生徒は、2030年には22歳。新採用の年齢と重なります。そう考えると、IT業界を救うためにプログラミング学習を必修化にしたのでしょう。

 

キャリア的な意味を考えても、プログラミングはビジネスレベルで使えれば引く手あまたですよね。手に職を付ける・・・と言いますが、プログラミングのスキルがあれば就職で困ることはないでしょう。

 

小学校のプログラミング学習でプログラミングに興味をもつ
          ↓
習い事や我流でプログラミングを練習していく
          ↓
10年経ち新採用の年齢くらいになったらどんな企業からも必要とされる人材になっている。

 

という流れになると、学習指導要領が意図しているものとは異なりますが、子供にとって巨大なメリットとなるでしょう。

 

 

 

小学校でのプログラミング学習のねらいは?

 

なぜ必修化になったかは分かっていただけたと思いますが、じゃあ小学校ではどんなねらいでプログラミング学習を行っていくのでしょうか?

 

C言語書いて、Java弄れるようになって、OSはLinux使って・・・

 

なんてことはしません!

 

むしろ、それを授業でやれって言われたら小学校教員がいなくなります!(笑)

 

小学校では、「プログラムを組む」ことに重きを置くのではなく、「既存の完成されたプログラムを使う」ことを前提としています。要は、プログラムを教材として使うわけですね。

 

教材として使うということは、身に付けたい力があるわけですが、これがまた難解で・・・。

 

・論理的思考力
・創造性
・問題解決能力

 

としています。

 

要は、

 

学生
学生
こういう動きをさせたいから、こんなプログラムにすれば良いのかな?

 

という論理的思考力。

 

子供
子供
このプログラムとあのプログラムを入れ替えたらこう動くんだ!

 

という創造性。

 

子供
子供
プログラムの順番を直したらしっかり動いた!

 

という問題解決能力。

 

こういった学習過程を行う必要があるということですね。

 

 

 

小学校でのプログラミング学習の内容は?

 

しっかり確認しておきたいことは、

 

先生
先生
プログラミング学習が必修化されたとしても、「プログラミング」という教科が増えるわけではないよ

 

ということです。

 

高校では「情報」という教科がありますが、小学校にはプログラミング教育に関して新しい教科が増える予定はありません。これまでの国語やら算数やら、既存の教科の中にプログラミングが組み込まれることになるわけです。

 

小学校のプログラミング学習で推奨されているプログラミング言語は「スクラッチ」という言語なのですが、このスクラッチを弄ってプログラミングの順序や働きを学ぶ学習は、「総合的な学習の時間」に当てられることになりそうです。

 

とにかく目下の課題は、プログラミング教育を指導できる教師が圧倒的に不足しているということ。僕は大学院の修士課程でプログラミングを書いて修了しているので、素人部分的なところは心得ているものの、「小学校のプログラミング学習で授業をしろ」と言われたら冷や汗をかいてしまいます・・・。

 

 

 

まとめ ~小学校のプログラミング学習はこれからがスタート!~

 

学校現場で扱うプログラミング学習について書いてみた内容をまとめます。

 

小学校のプログラミング学習はこんな感じ

・プログラムを”書く”内容は扱わない
・プログラムを”使って”学習をする
・使用される言語は主に”スクラッチ”
・プログラミングについて深く学ぶ教科は「総合的な学習の時間」

 

 

現在はおもちゃ業界なんかもこぞってプログラミング学習に即した遊び道具を開発しています。小学校のプログラミングはこれからスタートです。

 

子供のキャリアを考えてみると、授業だけではなくおもちゃや習い事でプログラミングに触れてみるのも良いかもしれません。

 

では、また~。

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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