子育て

学校で行われる席替えのシステムを大公開!教師にとっても大勝負なんですよ。

 

どうも、フクロウです。

 

子供
子供
先生!席替えしたいです!

 

と、月の頭にあると生徒に言われます。僕は毎月の頭に席替えをするようにしているのですが、やはり席替えは生徒にとってもドキドキですよね!

 

ただ、席替えというのは教師になってすぐの初任者の先生が真っ先に研修を受けるほど大切なことなんです。

 

・そもそも、なんで席替えってやるの?
・席替えってどういうねらいがあるの?

 

など、意外と実情までは知られていないのではないでしょうか。

 

今回は、席替えの不思議について現役で担任をしている僕が小話でも書いてみようと思います!もしかしたら、自分の学生時代の席替えのカラクリが分かるかもしれません(笑)

 

2分くらいで読めますので、ぜひ最後までお読みください!

 

 

 

席替えをする理由

 

先生
先生
うちのクラスは学期に1回しか席替えしない!

 

というスタイルで学級経営している先生は多いです。中には、1年で1~2回しか席替えしない先生もちらほら・・・。僕も同じ仕事をしているわけなので、まあ正直気持ちは分からなくもないです。席替えが原因でトラブルになることもありますし。

 

ただ、席替えはとても大きいメリットがあるんです。そして、なんとなく席替えは楽しいイメージがありますが、ちゃんとねらいがあるんですね。

 

席替えは、新しい人間関係をつくるために行う

 

授業や社会科見学など、教師にある班単位で行動する場面は多いんです。席替えを長期間しないと、同じ人たちと行動を共にする機会が多くなるわけです。

 

なんとなくお互いの考えが分かるようになってくるので、その座席で行う班活動は楽になってきます。生徒としても、指導する教師としても。

 

でも、それはあくまで固定された数人単位での話。

 

教室にはまだまだ多くのクラスメートがいるはずなので、席替えをしないと残りのクラスメートと関わる機会が減ってしまいます。

 

それを防ぐために席替えをするのです。

 

例えば、自分から人間関係をつくるのが苦手な引っ込み思案な生徒がいたとして、席替えを繰り返すことにより、強制的に多くのクラスメートと関わらせることができます。それがきっかけでクラスに馴染むことができる、というわけです。

 

そういう生徒、毎年3~4人見かけますよ。むしろ、そういった生徒を救うために席替えをしているまであります。

 

席替えは、授業を新鮮な気持ちで受けるために行う

 

日々の授業は、生徒にとって基本的に退屈です。常に刺激を求め続ける子供という人間に対して、ルーティンのように繰り返される授業は刺激が足りないのです。

 

しかし、席替えは生徒にとって一大イベントで、なんとなく席替えをしてからしばらくは心がフワフワしています。そのフワフワ感が刺激となり、なんとなく楽しい気持ちで授業を受けられるわけですね。

 

えー、正直言うと・・・

 

お母さん
お母さん
もっとおもしろい授業をして授業で勝負してよ!

 

と言われてしまったら返す言葉もございません(笑)

 

でも、席替えをすると人間関係は広がるし授業は集中して受けられるし、基本的に良いこと尽くしなんですよね(笑)

 

 

 

席替えの方法とメリット、デメリット

 

では、よくある席替えの方法と、そのメリットやデメリットについて書いてみます。みなさんもやったことがある方法がきっとあるはずです!

 

方法 やり方 ○メリット ▲デメリット
くじ引き くじを引き、生徒が見ている前で抽選式で座席を決める ○生徒の目の前による抽選なので、公正
○短い時間で済む
▲人間関係つくりが苦手な生徒などに対して個別の配慮が行いにくい
お見合い 男女に分かれ、それぞれで座席を話合いで決める。その後、同時に座席を公開する。 ○男女それぞれの自由意志を尊重できる
▲立場や性格など、スクールカーストにより意見が言えない生徒が出てくる恐れがある
教師が決める 事前に教師が全員分の座席を考えておき、その場所に生徒が移動する。 ○人間関係など、個別の配慮が行いやすい
▲準備が大変
▲生徒の自由意志を無視しなければならない
▲間違った采配をすると保護者からクレームがくる恐れがある
生徒が決める 男女混じって、クラス単位で好きな座席を話合いで決める ○完全に生徒の自由意志に任せることができる
○クラスの結束力は高まる
▲仲良しばかりが集まりやすいので、授業態度などが崩れる危険性が高い
▲クラスの総合力が必要なので、事前に十分なクラスの成熟が必要

 

こんな感じですね。

 

僕は「教師が決める」は教師になりたての頃はけっこうやっていましたが、最近は全然です。

 

「別に誰と隣になろうが同じ班になろうがちゃんとやるよな?」って生徒を信じてやれれば、別にガチガチに縛り付ける必要もありません。

 

人間関係的な面で配慮したい生徒がいる場合には、くじ引きにして、くじを引く直前まで伏せさせておきます。そしてその場で1~2人くらい調整してしまいますね。

 

僕のオススメは「生徒が決める」です。

 

先生
先生
この列は男子、隣の列は女子ね~

 

みたいに決めることすらせず、完全に自由意志に任せます。

 

この方法は誰に教えてもあまり取り入れてもらえません。まあ正直怖い部分もあります。生徒の意志に任せるということは、生徒の決定の責任を教師がもつということ。

 

クラスの雰囲気や人間関係を相当高めておかないとトラブルまみれになることは明白なので、くじ引きなどが安牌っちゃ安牌ですね。

 

僕は3学期は「生徒がきめる」方式です。

 

先生
先生
あなたたちはこれまでクラスとして自分たちを高めてきたんだから、全員が満足できる座席を考えてみなさい。

 

といって、廊下で待ってます。けっこう時間がかかりますよ。50分フルで使うことももちろんあります。

 

2学期まででこの方式の席替えができるくらいにはクラスを高める自信もあるし、生徒の決定に責任もたないで逃げる教師にはなりたくないので、半ば意地でやってます(笑)

 

40人くらいでひっちゃかめっちゃかになりながら相談していく様子は見ていてハラハラしますが、それでも決定が終わった後はみんな満足気な顔しているもんです。

 

先生
先生
自分たちで座席を決めることはすごいことなんだよ。このまま3月の終わりまでいこうぜ!

 

という話で席替えを締めくくれると嬉しいですね!

 

 

 

まとめ ~席替えは楽しく!ねらいを考えて~

 

席替えは楽しくてワクワクするものです。

 

もしかしたら好きなあの人と隣に・・・!?

 

なんて期待しながら超遠くになったことなんかも経験ある人が多いんじゃないですかね(笑)

 

自分が席替えをしたとき、または自分のお子さんが席替えをしたと話を聞いたら、近くにどんな友達が来たのか聞いてみても良いですね。

 

席替えをするのは人間関係つくりが基本。ぜひ、席替えをきっかけにして広い人間関係を築いてください!

 

では、また~。

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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