子育て

【共働きはかわいそうなんかじゃない!】小学生の夏休みを充実させる過ごし方!

 

お母さん
お母さん
もうすぐ夏休みだけど、子供を連れて出かける予定もないわ。それどころか、うちは共働きだから子供を楽しませることもできなさそう・・・

 

という悩みがそろそろ出てくるころからなと思います。恐らくほとんどの学校がテストを終え、あとは最終週に通知表をもらうのを待つのみなのではないでしょうか?

 

僕は小学5年生の担任をしていますが、「自分たちが共働きだから子供に悪いと思っている」と相談されることは結構あります。そして、その責任感を感じてしまう時期は、多くが夏休みということも実感しています。

 

子供にとって夏休みが楽しみなイベントだってことは分かっているけど、生活のためには遊びにばかり連れていけない・・・。子供に分かって欲しいけど、家計や仕事の話は大人の悩みなわけで、特に小学生くらいの年齢だと納得してもらうのは難しいですよね。

 

しかし、

フクロウ
フクロウ
工夫次第で、共働きの家庭でも子供にとって充実した夏休みにすることはできる!

 

というのが僕の持論です。この記事では、その夏休みの過ごし方に目を向けてポイントを書いてみようと思います。

 

・小学生にとって「充実した夏休み」とは?
・小学生と共働きの親で夏休みを充実させる3つの約束とは?
・共働きの親向けの、小学生の夏休みを充実させるサービスとは?

 

という項目について、実際に小学生(僕の生徒たち)にアンケートをとった内容などを交じえながら解説していきます!

 

3分くらいで読めますし、小学生のお子様がいる共働きの保護者さんにとって、少しでもヒントになるよう頑張って書きます!

 

小学生にとって「充実した夏休み」とは?

 

そもそも、「充実した夏休み」ってどういう夏休みなんでしょうね?そして、ちょっと怖い話ですが、逆に夏休みを充実させられなかったらどんな危険があるのかについて書いてみます。

 

小学生にとって充実した夏休みとは、「時間の使い方を自分で決めることができる日々」

 

フクロウ
フクロウ
小学生なんて、夏休みはひたすら遊んでれば勝手に充実するんじゃないの?

 

と教師をやっている僕でさえ、教師になって2年目くらいまでは思っていました。なんか自分の小学生時代を思い出すと、ひたすら遊んでいたような気がするんですよね・・・。

 

でも、試しに僕が担任している生徒34名に、複数回答OKという条件でアンケートしてみました。「夏休みを充実させるためには、どうすれば良いか?」と。

 

返ってきた答えはこんな感じでした。

 

○宿題を計画的に行う  30名
○友達と遊ぶ      22名
○習い事を頑張る    20名
○旅行に行く      16名
○早寝、早起きをする  14名
○その他        20名

 

アンケートをまとめていて思ったのですが、この結果って大人が子供に求めている夏休みの過ごし方に似ていませんか?

 

お母さん
お母さん
夏休みは計画的に過ごしなさい。宿題は早めに終わらせなさい。夏休みだからって早寝早起きはしなくちゃダメよ!

 

僕も母親によく言われました(笑)

 

でも、アンケートを見ていると、そもそも小学生自身もそういった夏休みに充実感を見出していることが分かりました。そして、子供って結構天の邪鬼なところがあるので、逆に大人にあれこれ言われると反発してくることもあります。

 

子供
子供
僕だってお母さんに言われなくたって分かっているよ。やろうと思ってたのに命令されるとやる気なくなっちゃうよ

 

という感じですね。子供は自主性の塊なので、「これをしたい!」「これを頑張る!」と自分で決めたことについては本当に絶大な力を発揮するものです。失敗への恐れとか余計な打算とかが一切ないので、純粋に欲に向かって突き進むのです。

 

特に、夏休みという子供にとっての一大イベントで張り切っていないわけがありません。僕も大人で、子供に指導している身なので、心配であれこれ言いたいことも分かります。しかし、ちょっと我慢して子供の欲に任せてみませんか?もちろん丸投げを推奨するわけではないので、その辺については後述します。

 

大人があれこれ言わなくても、小学生だって自分たちで充実する夏休みを考えることはできますし、そのイメージは大人がもつそれと大差ありません。だからこそ、「自分の判断で時間の使い方を決めることができる」ということが、小学生にとって充実した夏休みになると結論付けたいとと思います。

 

小学生が充実した夏休みを過ごせなかった場合、登校しぶりになる危険性がある

 

ちょっと怖い話をします。しかし、教師をしている僕だからこそ見える部分でもあるのかな・・・と思います。

 

2学期になると夏休みの過ごし方について子供たち自身で話し始めます。

 

「○○に行った」「△△をした」「□□に会えた」などなど。それはもうハンパじゃない量の思い出話が出てきます。そして、小学生くらいの子供は、まだ友達の夏休みと自分の夏休みの充実度を無意識に比較してしまう時期です。

 

中学生くらいだったら、「うちは親が忙しいから仕方ない」とか、「よそはよそ。うちはうち」と思えるかもしれません。それでも相当精神年齢が高い中学生です。小学生では不可能と思った方が良いです。

 

子供
子供
みんな夏休み楽しかったんだ。いいなあ・・・。うちはどこにも連れて行ってもらえなかったな。

 

となることは十分考えられます。というより、毎年誰かしらこういった思いをしていると思います。

 

小学生自身こそ、夏休み明けには夏休みについての話が多いことは経験上分かっているので、夏休みが原因で「学校に行きたくない」と登校を渋ることがあります。

 

 

 

そうならないためにも、夏休みを充実させることは、小学生が前向きに2学期から登校するために必要なことなのです。

 

小学生と共働きの親で夏休みを充実させる3つの約束とは?

 

上述した通り、小学生が夏休みを充実させるためには、自主性を重んじることが大切です。しかし、そうは言ってもまだ小学生。丸投げにはまだ早いですよね。だからこそ、「子供が”自分で”夏休みを作っているように感じる約束」をすることが大切です。

 

大人が然るべきレールをひいてやって、そのレールの中で子供が自主性を発揮する。それが正しい指導、正しい教育だと思います。そして、子供と関われる時間に制限がある共働きの家庭こそ、これが必要だと思います。

 

教師という仕事をしていると常々思いますが、どんな子供にも共通するのは、子供は親が大好きということです。自分にとって楽しみな夏休みについて真剣に考えてくれるお母さんやお父さんは、子供にとって間違いなく魅力的なはずです。

 

では、具体的にどんな約束をすれば良いのかを提案してみたいと思います。

 

親が仕事の時間と宿題の時間を合わせる

 

子供
子供
お母さんもお父さんも今日は仕事か・・・。じゃあ今日は遊べないな。

 

ということは小学1年生でも理解できています。そして、それを子供任せにして、「しょうがないから」と放置してしまうことが、夏休みの充実を放棄させることに繋がってしまいます。

 

ならば、逆に親が空いている時間に思いきり子供と遊んだり楽しんだりできるようコントロールすれば、選択肢は広がるはずです。

 

親の仕事がお休みの日に子供が宿題をやっていては、それはできません。子供にとって宿題をきっちり行うことは、上述のアンケートでも分かる通り充実した夏休みに繋がっています。しかし、「いつも仕事を頑張ってくれているけれども、本当はお母さんお父さんと遊びたい」という思いを絶対に子供は抱えています。

 

だから、僕の提案は、「親の仕事と宿題の時間を合わせる」ということです。

 

どんな仕事だって、ある程度のシフトだったり勤務時間だったりは把握できるはずです。ならば、夏休みの開始に合わせて宿題の量とシフト表を見比べてみましょう。

 

お母さん
お母さん
日はお母さんもお父さんもお仕事だから、昼間に宿題をやってくれていると助かるな。そうしたら、○日はみんなで遊びに行けるね!

 

という状況にしたいのです。その”約束”を取り付けることによって、子供からしたら

 

子供
子供
△日に宿題を頑張れば、○日にお母さんお父さんと遊べるんだ!

 

となります。断言しますが、子供は絶対に頑張ります。

 

・お母さんお父さんと遊びたいという欲が叶えられる。(自主性)
・宿題を計画的に行うということは自分にとっても充実した夏休みになるということは分かっている。
・宿題の計画をお母さんお父さんが自分と一緒に考えてくれた。
・頑張った後のご褒美が分かっている。

 

これだけの条件が整っていれば、子供の前向きさを引き出すには十分です。もし宿題が難しかったり、「塾に一人で行かせるのは怖いけれど、自宅で学習して欲しい」と思うのであれば、「e点ネット塾」や、「こどもチャレンジ」などはオススメですね。

 

「こどもチャレンジ」については、幼児教育の教材について書いているので、もし参考になればお読みいただければと思います。小学生段階の教材も相当分かりやすく作られているので、僕の生徒さんでも受講者は多いですね。

 

>>>ベネッセ「こどもチャレンジ」〜教師から見た3つのポイントとは?〜

 

最近の流行りとして、インターネット学習も勢いがあります。自宅でパソコンやタブレットを通して学べるし学習効果も高いので、最近どんどん受講者が増えている業界です。

 

学童に行く日と、迎えに行く時間の確認

 

おそらく、共働きの親にとって学童は子供を預けられる存在になっていると思います。

 

それは正しいですが、それはあくまで大人視点。僕の生徒さんにも夏休みに学童に来ている子はいましたが、学期中に比べて友達の数は圧倒的に少ないです。

 

つまり、「学童に行かせれば友達がいるから寂しさを紛らわせることができる」という認識がもしあるとしたら、キツい言い方ですが間違いです。むしろ、

 

子供
子供
いつも遊んでる友達がみんないない。今頃遊びに行っているのかな・・・

 

と感じさせてしまうかもしれません。子供は我慢強く、大好きなお母さんお父さんが言ったことは守ろうと努力します。(できているかは違う話で)

 

可愛らしいじゃないですか。愛おしいじゃないですか。

 

だから、子供に寂しい思いをさせないために大人が頑張りたいですよね。愛する子供のために、最大限の配慮をしたいですよね。学童に行く日と、迎えに行く時間を予め相談しておくことで、子供にとって気持ちの準備ができます。そして、学童に迎えに行ったらたくさん褒めてあげましょう。

 

学童に行くことは普通のことではなく、大人の都合で子供に頑張らせていることなのです。褒めて褒めて褒めちぎって、頑張りを労ってあげてください。

 

友達の保護者さんに遊びに連れて行ってもらう時の決まり

 

夏休み中、家の中と学童以外で子供が過ごすこともあると思います。その時には、近所の友達の保護者さんや、習い事で知り合った保護者さんに一緒に遊びに連れて行ってもらうことが多いと思います。

 

もちろん共働きの保護者さんにとって、それはとてもありがたいことですよね。友達との思い出も作れて、子供にとっても良いと思います。僕も大賛成です。

 

しかし、ここも丸投げはNG。どれだけ保護者さん同士の仲が良かったとしても、相手からしたら、「他所のお子さんを預かる」という責任を任されるということ。

 

だから、ここでも約束事を決めましょう。ポイントは「親しき中にも礼儀あり」です。

 

・お金は友達の保護者さんが許可した時だけ使って良い。(お小遣いの額は保護者さん同士で相談して子供同士で合わせる方が良い)
・挨拶は絶対にする。
・靴を脱いだら揃える。
・「いただきます」「ごちそうさま」は必ず言う。

 

あたりを確認しましょう。ちなみに、この手の話は学校でも散々言われていて子供からしたら聞くのが嫌なので、サラッと話すのがコツですね(笑)

 

これらの約束事について、もちろん後出しはNGです。約束は前もって行われなければ不信感を生むだけなので、夏休み前か、夏休み初日に親子会議できると良いですね。

 

共働きの親向けの、小学生の夏休みを充実させるサービスとは?

 

夏休みは長いです。大人にとっての休みは一瞬でも、小学生くらいの子供にとっては膨大な時間になります。そして、その時間の中で、身内や近所の友人関係を辿ってもどうしても都合がつかない場面があることも事実です。

 

そんな時のために、「ファミリーサポートセンター」という取り組みが各自治体で行われています。試しに、

 

ファミリーサポートセンター ○○市

 

と検索してみてください。結構な数が出てくると思います。

 

ファミリーサポートセンターとは、子育て援助支援事業の一環で行われている公共事業で、「ファミサポ」と略されて称されています。具体的な内容は、

 

・保育施設等までの送迎を行う。
・保育施設の開始前や終了後又は学校の放課後、子どもを預かる。
・保護者の病気や急用等の場合に子どもを預かる。
・冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる。
・買い物等外出の際、子どもを預かる。
・病児・病後児の預かり、早朝・夜間等の緊急預かり対応

(出典:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/

 

となっています。要は、自治体が行なっている公共の子供預かり事業ってことですね。共働きの保護者さんにとって、安全な団体が子供を預かってくれるということは心強いのではないでしょうか?

 

仕組みとしてはシンプルで、こんな厚生労働省から分かりやすい図が提案されています。

 

(出典:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/

 

基本的にファミサポは地域密着型の事業なので、もしかしたら知り合いの方が「援助を行いたい会員」して子供のことを見てくれるかもしれません。しかし、会員も教育や子供預かりの専門家とは限らないので、そこをカバーするためにアドバイザーがいます。複数の大人の目で安全に子供の生活をサポートすることができるわけですね!

 

小学生の夏休みを充実させるための秘策として、ファミサポなどの公共事業を頼ってみるのも良いかもしれませんね。

 

共働きでも小学生の夏休みを充実させることはできる!かわいそうなんかじゃない!

 

子供にとって大切な夏休み。お母さんお父さんにとっても、自分の子供にとって充実したものになって欲しいという願いはありますよね。でも、仕事の関係で全力を注ぐことができないのも事実。それは生活をするために仕方ありません。

 

お母さん
お母さん
私たちが共働きだから子供に迷惑をかけちゃって、かわいそうだわ・・・

 

と思ってしまうかもしれません。ただ、少なくともこれまで担任してきた数百人の僕の生徒たちは、共働きでもお母さんお父さんのことが大好きでした。

 

子供は、大人が思っている以上に懐が深くて優しくて、健気な心をもっています。

 

この記事では、共働きの保護者さん向けに、小学生の夏休みを充実させる方法を書いてみました。何度でも言います。共働きは「かわいそう?」そんなことは、絶対にない!!

 

皆さんの夏休みが実り多いものになるために、少しでも力になれたなら嬉しいです。

 

小学生の夏休みを充実させるための方法

・子供の自主性を信じる。
・自主性に丸投げするのではなく、然るべきレールをひく。
・宿題と仕事の時間帯を合わせる。
・学童に行く日と、迎えに行く時間の確認をする。そして褒めちぎる。
・友達の保護者に預ける時の約束事を確認する。
・「ファミサポ」などの公共事業を利用する。

 

では、また〜。

 

 

 

ABOUT ME
フクロウ
フクロウ
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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