仕事術

早く帰るのための時間節約術 ~残業しなくてもなんとかなる~

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どうも、フクロウです。

 

今回は、久しぶりの仕事に関する記事を書いてみようと思います。

 

もし良かったら変形労働時間制についての記事も読んでみてください。

 

 

現代の教師の仕事はもはや授業なんて一番優先度低いんじゃないかっていうくらい多岐に渡っています。それに加えて、中学校や高校では部活もあるので、

 

定時退勤なんて現実的に無理

 

な職種となっています。

 

保護者と話していても、

 

うちの子供が先生になりたい~って言ってるんだけど、先生たちの仕事を見てるとオススメできないですよね・・・(笑)

 

みたいなやりとりをします。

 

お母さん、僕そのオススメできない仕事してるんですよww

 

とは言えずに・・・。

 

一昔前は聖職とか言われてチヤホヤされていたのに、今じゃ子供にオススメできない職業とか笑えないw

 

でも俺も現場の人間だから忙しさはよく分かります。

 

なので、俺なりの時間節約術を書いてみようと思います。

 

中には「え?それいいの?」ってのがあると思うんですが、

 

あえて言ってしまえば、

 

そもそもその考えそのものが、教師という仕事に縛られている

 

と考えます。

 

そして、おそらくですが教師以外の仕事でも当てはまるんじゃないかな~なんて勝手な推測もあります。

 

1つ前置きしておくと、子供のことをないがしろにしてまで定時退勤することに価値はないと思います。

 

子供のことを大切にして、さらに定時退勤をする

 

ことを目指して行うことを前提として書きます。

 

なぜか、「教師=夜遅くまで仕事をしている」というイメージがついてしまっているので、逆に「教師の定時退勤=手抜き」と見られがちです。

 

でも、我々教師だって人間です。家庭もあれば趣味もあります。もし保護者の方が読んでくださっている場合は、手抜きを助長することは本意ではないことをご理解ください。

 

理想論と思われるかもしれません。そんなことができる学校は恵まれていると思われるかもしれません。ただ、国の施策を待っていては急な進展は望めません。もちろん国が悪いと言っているのではなく、国の施策が施行されるまでには時間がかかる、ということです。

 

だから理想論を追い求めましょう。

 

 

 

夜遅くまで仕事をするしかない現状

 

さあ、早速ぶった切りますが、まずはこれを見てください。

 

教師の残業時間などについて書いてあります

 

ベネッセ教育総合研究所が出している研究データですね。

 

これを見ると、まず飛び込んでくるのは

 

教師が学校にいる時間は11時間30分以上

 

という文字。

 

みなさんは月に何時間残業しているのか、自分の退勤時間は大体何時か把握していますか?

 

俺も、自分の仕事術を見直して工夫を凝らすまでは残業が当たり前で、20時を越えてからやっと自分の時間が取れる=教材研究などができる状態でした。

 

いいですか、我々の勤務時間は

 

8:15~16:45まで

 

です。

 

 

こちらの表を見ると、出勤時間や退勤時間が書いてありますが、

 

正直、易しい方

 

だと思います。

 

これらはあくまで平均値であって、人によっては日が変わるまで仕事をして、次の日の7時に出勤して・・・のループに陥ってしまっている人もいます。そうなってしまうと・・・

 

・体調を崩す

・家庭が崩れる

・子供の前で笑う体力がないから学級が崩れる

 

などなど、悪影響ばっかり出ます。

 

そんな話を聞いていると悲しくなりますね・・・。

 

他にも「家で仕事をする時間は減少傾向(でも数時間はある)」とか部活動についての調査とか色々書いてますが、

 

結局教師は仕事量に対して時間が追いついていない

 

ということが分かります。

 

仕事量が多くて、授業準備もしなくちゃいけなくて、やらなきゃいけないことがどんどん増えていって・・・潰れていきます。

 

そして、それが当たり前になってきて、いつしか感覚が麻痺します。

 

「しょうがない」

 

と諦めたり

 

「これが教師の仕事だ」

 

と自分に言い聞かせたりします。

 

こうなってしまうと、「定時退勤をすることのメリット」を感じることができないまま、それこそ年数ばかり過ぎていってしまいます。

 

 

 

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定時退勤のメリット

 

では、定時退勤のメリットを考えます。

 

①プライベートの時間が増える

 

まずはなんといってもこれでしょう。そして、正直言ってこれのためだけに意地でも定時退勤する価値があります。

 

プライベートの時間が増えれば、それだけ休めます。

 

よくあると思うのですが、仕事中は元気なのに、帰宅した瞬間にどっと疲れるパターン。

 

それだけ肉体的にも精神的にも疲れているのです。

 

そして、我々の疲れは生徒の成長に直結します。

 

なぜなら、自分たちの前で笑えない教師に、子供はついていかないから。

 

休むことができ、趣味に時間を使うことができ、生徒の前で笑うことができるようになる。

 

これだけでも十分魅力じゃないですか?

 

 

②学級崩壊の予防になる

 

我々が担任をするときに最も恐れること・・・それは

 

「学級崩壊」

 

毎年、校内で数クラスくらいはなるでしょう。そして、一度学級崩壊させてしまった担任は、なぜか他の学年をもったり、絶対安全であろうクラスをもったりしても学級崩壊させてしまう、いわゆる

 

学級崩壊ぐせ

 

が付いてしまうように感じます。

 

そして、夜遅くまで熱心に仕事を頑張っている先生ほど、悲しいことにそうなってしまうケースが多いように体感しています。

 

悲しすぎるじゃないですか、誰よりも仕事を頑張っているのに。

 

で、学級崩壊するクラスの共通点として

 

クラスにいてつまらない

 

と子供が感じてしまっているという要因があります。

 

実際、休み時間なんかに他のクラスの生徒と話すときに

 

「○組は楽しそうでいいな~」

 

的な会話になったときは、もうかなり黄色信号ですね。

 

隣の芝は青く見えるなんてのは大人しか分からないもんで、子供はとにかく他のクラスが羨ましく見えるものです。

 

つまり、「自分たちのクラスが1番」だとより強く思わせる必要があるわけです。

 

授業で約50分の間、がっつり勉強し続ける授業も大切でしょうし、本来授業はそうあるべきだとも思います。

 

ただ、生徒が自分たちのクラスを1番だと思うには、それだけでは足りないのです。

 

先生がプライベートの話をしたり、趣味の話をしたり、そんな他愛のない話をすることで、子供たちは

 

この話を聞けたのは自分たちだけだ

 

と、単純なようで大切な所属感を感じることができるのです。

 

しかし、夜遅くまで残ってしまうと、そんな余裕はありません。

 

せっかく用意した授業だから最後までやりきりたい

 

という思いもあるでしょう。すごくよく分かります。

 

でもね、それは教師側のニーズであって、生徒側のニーズではないかもしれないんですよ。

 

だから、ちょっとフリートークじゃないけど、先生自身の話をしてあげてください。

 

子供に、もっと先生のことを知って好きになるチャンスを与えてください。

 

これだけで学級崩壊は予防できます。

 

先生のことを好きな生徒は、自分たちでクラスを崩壊させるような愚かなことはしません。

 

そして、定時退勤すればプライベートの時間が増え、フリートークの時に話す内容が増えるのです。

 

俺は平日も休日も遊びまくってますが

 

あーこれ生徒に話そう

 

とネタを確保しながら遊んでいます。

 

難しいことじゃない。○○をしてみたんだよ~。そうしたらこうなってさ~、みたいな単純な話でいい。

 

そして、笑いが起きようが滑ろうが構わない。滑ったら

 

「はい、じゃあこっから切り替えよう~!!」

 

とでも言って逃げちゃえばいい。

 

でも、その滑った話を聞けたのは生徒だけってわけ。

 

定時退勤をするだけで学級崩壊の予防になるなんて嬉しすぎますよね。

 

 

③授業の内容が充実する

 

これはね~、正直結果論です。

 

そして悲しくて残酷な現実ですけど、授業の準備時間と充実度は必ずしも比例するわけではありません。

 

適当に授業準備をするわけではないのですが、

 

ダラダラ長時間の授業準備

 

よりも

 

短期集中での授業準備

 

の方が子供受けもよく、自分でも手応えを感じる授業ができるように体感しています。

 

フクロウの方法じゃ授業を軽視している!

 

と思われてもしょうがないと思うんですよね。↑では授業でプライベートの話しろとか書いてるし。

 

でも、一応このやり方で某超有名学力調査で上場の成果と、関心意欲に関しての良好な調査結果を残しています。

 

嫌味に思われそうですが、実績がないと机上の空論になりそうなので、ちょっと出してみました。

 

授業準備の方法については別記事で書こうと思います。

 

 

 

実践編:定時退勤するための仕事術

 

では、実際にフクロウが行っている仕事術を紹介します。意外と「そんなん当たり前だ!」ってのもあるかもしれませんw

 

①職員室ではなく教室で仕事をする

 

はい、これですね。担任をしていない先生は自分の教室はないと思いますが、どこかの空き教室などでも良いです。

 

要は、

 

自分一人で仕事できる環境をつくる

 

ということ。

 

職員室では多くの先生が談笑しています。

 

中には、定時退勤を最初から諦めている先生もいます。

 

それは自分が了承していれば働き方は自由なので否定はしませんが、巻き込まれるのは勘弁ですよね。

 

教室で行っている仕事は以下です。

 

・テストの採点

・提出物の評価

・掲示物の作成

・教材研究

・所見

 

です。まあ、上4つは普通ですかね。これも生徒が下校したら速攻で始めます。

 

生徒の下校時間は大体4時くらいのはず。

 

そうすると、残り45分しかない。

 

私は約40人の生徒を担任していますが、テストの採点は1種類のテストにつき12分で終わります。

 

採点ペンなんて使わないですよ。赤いプロッキーです。採点ペンはペン先が潰れるしインクがすぐになくなるしで非効率的です。プロッキー最高。

 

あ、ちなみに採点ペンは文字の指導には最適ですよ。硬筆とかノート指導とか。プロッキーは芯が太すぎて文字の指導は不向きです。

 

職員会議などがある場合は4時30分くらいまで会議が長引く危険性があるので、そもそもその日に仕事を残さないように工夫しましょう。

 

ただ、これらの仕事を、教室から重い荷物として職員室に持ってきて、談笑しながらダラダラ進めていく・・・

 

これでは定時退勤どころか、20時退勤コース

 

です。

 

教室で仕事すれば、おそらく職員室の1/3の時間で仕事が終わるはず

 

です。

 

所見については次項で。

 

②ICTをフル活用する

 

俺は、仕事でiPad Pro 9.7インチを愛用しています。

 

もちろん、Apple Pencilとスマートキーボードもセットです。

 

これが俺の仕事を激変させた。

 

まず、教師は紙を持ちすぎです。

 

職員会議、校務分掌、出張関係、クラス関係・・・

 

経験ありませんか?

 

あの資料○○に載ってた気がするんだけど、どこやったっけな~

 

っての。あれがべらぼうに時間がかかるんです。

 

そして、iPadは、それらを全てPDFとして取り込み、ペーパーレスにすることができます。

 

別にPDFじゃなくても、写真を撮っておけば簡単に資料を持ち運びできるわけです。

 

そして、俺は9.7インチを絶対的に薦めます。

 

その理由は

 

9.7インチならばMicrosoftのOfficeを無料で使えるから

 

です。

 

10インチ以上になってしまうと、Office365という、サブスクリプション(月額制)に登録しなければならないアプリケーションしか使えません。

 

しかし、9.7インチならばギリギリ画面のサイズが下回っているので、無料でワードやエクセルなどを使うことができるのです。

 

そして、これを使って所見のメモを書き溜めていきます。

 

※個人情報の取り扱いについては十分注意してください。間違っても個人名などは出さないように。

 

あくまでメモです。ただ、これがあるかないかだけで所見を書くスピードが全く違います。

 

俺はこのメモを貯めておき、成績提出日の1ヶ月前から空きコマを使って所見を入力していきます。

 

 

約40人、2コマあれば終わります。

 

いると思うんですよ、どこにも。

 

所見のネタ思いつかねえええええ

 

っていう生徒。

 

でも、この方法ならば大丈夫。

 

なぜなら、iPadを見れば所見のネタが書いてあるんだから。

 

慣れてくると、もはやタイピングの手が止まることはありません。

 

そして、他にもiPadでできることは多岐に渡ります。

 

・教材研究

・予定管理

・写真

・メモ

・NHK for school

・辞書などの各種アプリ

・板書計画

・授業中の見える化

 

もはやね、iPadがあれば仕事の9割はこなせます。

 

お金がかかるので強制はできませんが、もう俺はiPadなしの仕事は考えられません。

 

 

 

赤入れはほどほどに

 

これも”熱心すぎる”先生に多いと思います。

 

提出物やノート全てにチェックをしてびっちり赤入れをする・・・。

 

素晴らしいと思いますし、生徒はそんな先生が担任でいてくれて幸せでしょう。

 

それは一切疑いません。

 

が、やりすぎて自分のチェックを後回しにしていませんか?

 

俺は宿題チェックは当番で割り当てた生徒にやってもらっています。

 

もちろん全てではなく、一部ですが。

 

そして俺が赤入れをする提出物は作文系のものだけです。

 

その分、休み時間は生徒としこたま遊びます。

 

赤入れを怠る=生徒の心が離れる

 

を心配するのならば、そうならないように他でカバーすれば良いのです。しかし、発達段階次第ではそう上手くいくものでもないでしょう。

 

特に、小学校低学年では赤入れこそが使命とまで言われます。

 

だから赤入れを悪とは言いません。むしろ、定時退勤しながらも赤入れを出来るスキルがあるならば、絶対に取り入れるべきです。

 

ただ、赤入れよりも生徒とダイレクトに遊んで、作った時間で自分のメンテナンスもして・・・の方が、結果的に生徒へのフィードバックは大きいのではないかな、と思っています。

 

定時退勤をして、自分にも生徒にも家族にも幸せを増やそう

 

誰だって残業なんてしたくない

 

けれど終わらない仕事と、適当に扱えない生徒と、やらなくてはならないという使命感と、色々な感情がごちゃまぜになって教師は残業をしています。

 

ここで敢えていいますが、

 

教師は残業代が出ない

 

んですよ。

 

だから、給料が出る時間内で最大限の子供への教育を考えましょう。

 

テストの結果も、保護者からの評判も、子供の生徒指導面の件数も、どれもこれも良好なペースに向かっていきます。

 

なぜなら、定時退勤すれば、担任の先生に笑顔が増えるから。

 

急に定時退勤を毎日・・・は難しいと思います。

 

でもせめて、18時には退勤しましょう。それだけでもだいぶ変わるはずです。

 

ICTの具体的な使用方法については別途で記載したいと思います。

 

・国の施策を待つのではなく、自分で現状を改善していくしかない。
・定時退勤のメリットは3つ。
→プライベートの充実、学級崩壊予防、授業内容の充実
・定時退勤をするための基本的な方法は3つ。
→職員室ではなく1人で仕事できる環境をつくる、ICTの活用、ほどほどの赤入れ

 

少しでも残業に苦しむ方が減ってくれればと思います。

 

では、また~

 
ABOUT ME
れぽん
れぽん
公立学校で教員をしています。 毎年担任をしていますが、持ち帰り仕事や休日出勤はゼロです! 試行錯誤しながら考えた仕事術なんかを書けたらと思います。 他にも、学生や保護者向けの記事、趣味全開の記事など書きます。 物書き楽しい!!
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